BBパパ ブログ

貧乏パパ。家を買う。

江崎グリコさんを企業研究してみた。

f:id:itakuweather:20210516111831j:plain

今回は、江崎グリコさんについて企業研究してみました。それも、セブティーンアイスの自販機を見た時、「自分が小さい時からずっと売られているなあ」と少し興味が湧き調べてみようと思ったのがきっかけです。

最後まで読んだ後、江崎グリコさんの商品に対する情熱や今後の商品への期待を感じると思います!

是非、最後まで読んでみてください。

 

目次

・どんな会社?

・提供しているサービスは?

・今後の会社の展望は?

 

どんな会社?

江崎グリコさんと聞いて知らない人は少ないと思います。綾瀬はるかさんや松島花さんなど有名女優の方々をCMでよく見ますね。

お菓子やアイスのイメージが強いかと思いますが、江崎グリコさんの歴史を調べてみると、その他の以外な一面もみえてきました。

江崎グリコさんの歴史

  • 1919年 "創業者の江崎利一"さんがグリーコーゲンを発見
  • 1921年 "栄養菓子グリコ"の試験販売を開始
  • 1922年 "グリコ"の正式な販売を開始(創立記念日)
  • 1927年 豆玩具おもちゃが誕生
  • 1929年 おもちゃ小箱が登場
  • 1933年 "ビスコ"の発売を開始
  • 1935年 大阪の道頓堀にネオン塔を建設
  • 1956年 江崎グリコ栄食,グリコ協同乳業を設立
  • 1970年 Thai Glico Co., Ltd.を設立
  • 1988年 グリコピア神戸を建設
  • 1992年 新企業理念,Glicoスピリット,新ロゴマークを発表
  • 2010年 グリコワゴンが全国縦断
  • 2012年 インドネシア,ベトナムでポッキーの発売を開始
  • 2013年 韓国でポッキーの発売を開始
  • 2016年 タイ,インドネシアでアイスの発売を開始
  • 2019年 アイクレオ赤ちゃんミルクの発売を開始

歴史を追ってみましたが、想像以上に壮大。笑 

まず、創業から現在まで約100年!凄すぎてブログを書いている手が止まりました。しかも、"栄養菓子グリコ(キャラメルの商品)"と"ビスコ"も同じくらい深く長い歴史があります。大阪の道頓堀のネオン塔も約90年の歴史。恥ずかしながら、こんなに古くから愛されているとは知らなかったです。

また、2010年にはグリコワゴンという商品を積んだ車が日本を縦断するという企画をやっていました。約2ヶ月半をかけ最終目的地の沖縄でゴールをしたようです。そして、現在では大阪マラソンへの参加や災害で被災した各地の小学校へ行き、お菓子を届け笑顔を届ける活動をしているそうです。こんなにも素晴らしい事をしていたとは知らず、一度はグリコワゴンを見てみたいです!

2010年以降は、海外での商品発売の動きが著しいですね。恐らく、日本の社会問題である少子高齢化への対策として海外の発展途上国に進出し、海外の消費者にもお菓子をお届けするという思いからの事業拡大かと想像しました。少子高齢化に伴う日本での売上低下が見込まれるのは経営として最も重要な課題なんだろうと感じました。

 

でも、どのように約100年も会社を経営してこれたのか。 今では、会社設立から約1年後に約30%、3~5年後には40~60%と数年でおおよそ半分の会社が潰れると言われています。そのような厳しい社会の中で約100年も経営をできているのは不思議ですよね?

個人的な思いですが、「消費者の目線になって考える」事を徹底的にしてきた結果なのかなと思いました。グリコさんのどの商品ページ紹介のサイトを見ても、必ず消費者目線の言葉があり、従来より更に良い栄養素を含めたものばかりです。これは、企業理念に深く共感した方々の思いが商品に反映されていると感じました。このような思いを持って働いている方々がとても素敵に思え、見習わないとと勉強になりました。

 

会社の歴史については、江崎グリコさんのHPも合わせてご確認ください。商品の歴史についても閲覧でき楽しく読める内容になっているので、こちらもご覧ください。

www.glico.com

 

提供しているサービスは?

江崎グリコさんの商品と言えばどのようなイメージがありますか?お菓子・洋生菓子・アイスクリーム事業の他に、健康事業食品原料事業も手掛けているんです。その2つの事業についてご紹介します。

健康事業

江崎グリコさんの中で積極的に健康な体づくりに取り組んでいる商品分野。

そして、主なブランド商品は3つ。

①アーモンド効果

飲料とチョコレート菓子に商品展開をされています。アーモンドとグリコの繋がりは長く1930年からの付き合いのようで、アーモンド効果は長年の研究の末に完成した商品として発表されています。アーモンドには、ビタミンE食物繊維が豊富で、オレイン酸というオメガ9の植物油が含まれ健康づくりに良い商品として知られていますよね。ただ、理想的な摂取量は1日23粒。身体に良い食べ物と分かっているけど中々食生活に取り入れることが難しい。そこで、チョコレートや飲料の商品を発売してくれることで、普段飲んでいる飲み物やチョコレート菓子をアーモンド効果に手軽に変えれて健康にっても良いなんて嬉しすぎます!

SUNAO

こちらは、ビスケットとアイスに加えてリゾットまで商品が発売されています。SUNAOにはこだわりがあり、"糖質量"、"素材"、"食物繊維"の3つです!糖質にあっては適正な摂取量から、食事では40g以下、間食は10g以下に抑えて商品を開発されているようです。また、素材にもこだわっておりアイスでは食物繊維ビスケットは小麦胚芽に食物繊維リゾットは国産大麦。アイスやビスケットを食べながらたっぷりと食物繊維を摂取でき、さらに糖質も制限してくれるなんてとても嬉しいですね!実際、SUNAOのビスケットを食べた感想として、糖質制限されてる?というくらい甘くびっくりしました。とても美味しかったので皆さんにもオススメします。

③POWER PRODUCTION

こちらの商品は、主にスポーツをしている人向けの商品なのかなと思います。プロテインを主軸として商品を展開されており、ラソン選手の服部勇馬さんも愛用しているようです。酸素運搬に着目し赤パプリカに多く含まれているパプリカキサントンフィルを配合した商品もあり、これまでの筋力増強のプロテインとは全く違い呼吸,持久力を高めるという新たな身体能力を向上させることができる。今後のスポーツ界では今まで無理だった記録を塗り替えられるような歴史的な瞬間がみれそうでワクワクしますね!

 

食品原料事業

江崎グリコさんでは、何と50年以上も食品原料について研究を続けられています。各種デンプンや着色料を多くの食品加工メーカさんにご提供されており、糖質については世界から素晴らしい評価を受けています。食品を買う時に気になりつつも分かりづらいのが成分表示ですよね。江崎グリコさんのように長年培った研究結果や実績がある事を知ると安心でき信頼できますね。

 

今後の展望は?

人々の健康な身体を作るというとても素晴らしい企業理念に沿って、本当に身体に良い商品を開発し発売してくれている会社だけに、今後の目標が気になり調べてみました。皆さんと共有し、江崎グリコさんの事をもう少し一緒に知れればと思いまとめてみました。

①認知機能向上を期待できる商品開発

グリコーゲンにおける機能について、新たな効果が期待できそうだと手がかりを掴み始めているようです。その効果が、認知機能の向上です。実験により発見した効果なので信用は高そうですね。そして、長年の研究から口からの摂取の他肌に肌に塗っても良く健康維持に必要な素材ということも判明してきたそうです。だとすると、もしかしたら化粧品や日焼け止めクリーム、更にトリートメントなど異業種への参入も期待できそうですね!消費者としては、長年の研究で明るい未来を作ってくれる事を期待したいですね。

サステナブルな社会実現

最近、SDGs(Sustainable Development Goals)という国連が定める国際目標がホットな話題ですよね。江崎グリコさんもこの目標に向けて「育児」の分野で子育て支援サービス「Co育てプログラム」を提供されています。このプログラムは、子育てにおいてそれぞれに任せがちな部分を協力し合って2人で子育てをする事を支援する内容のようです。オンラインでも受講できるのが嬉しいですね。独自の有給休暇制度、子育てアプリの開発をはじめ、栄養士による調乳指導などに積極的に取り組まれイクメン企業アワード2020 理解促進賞を受賞されています。このような取組みからも子供に対する熱いを感じますね。

 


 

江碕グリコさんの企業研究を通して、普段何気なく食べていたビスコですがイメージが大きく変わりました。もっとちゃんと知って食べるべきだったと申し訳なくなりました。今日から、お菓子も味って食べてみようと思います!!